不動産屋の紹介は使うな!引っ越し代で10万円損する「裏事情」を現役店長が暴露

【必見】引っ越し業者ってどうやって選んでいますか?

賃貸でも、不動産の売買でも、かならずやつきまとうのが「引っ越し」という作業です。たくさんの人のお部屋探しや売買をお手伝いしてきましたが、これまで一人として「引っ越しが好き」「荷造りの瞬間がたまらない」という人に出会ったことはありません。

そう、引っ越しはめんどくさいものなのです。しかも、思ったよりも高い。

どちらかと言えば、移転先のお部屋探しや購入する物件のことにばかり頭がいってしまい、引っ越し業者を探すときにはもはやヒットポイントがゼロになっており、「なんとなく」や「紹介された」という理由で引っ越し業者を探している人が少なくありません。

でも、本当にそれで良いのでしょうか?実は、引越しが決まってからの数日間で、10万円単位の損をする人が後を絶ちません。その原因は、あなたが「引っ越し業者の選び方」を知らないからです。

そこで、この記事では、正しい引っ越し業者の調べ方をご紹介します。ぜひ最後までお読みください。

  • 不動産の現場に立つ人間として、多くの方が業界の『カモ』にされている現状を見過ごせません。新生活のスタートを不快なものにしてほしくない。だからこそ、不動産屋が絶対に口にしない不都合な真実をすべて話します。
  • この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。不動産業界のの裏側を暴露する以上、私自身も透明性を保ちたいからです。もちろん、紹介するサービスはプロの目で選んだ「間違いのないもの」だけです。

引越し業者選びで失敗する?不動産屋がパンフレットを渡す「裏事情」

そういえば、お部屋探しなど物件が決まってから、不動産会社から引っ越し業者のパンフレットを渡された経験はありませんか?もしくは、不動産会社のカウンターに所狭しと引っ越し業者のパンフレットが立てかけられているのを見かけたことはありませんか?

これらはすべて、不動産会社の「お小遣い稼ぎ」の一環です。つまり、そのパンフレットを見て引っ越しをすると、不動産会社に紹介料が入る仕組みになっているのです。

じゃあその紹介料はどこから出ているのか?

それはもちろん、あなたの引っ越し代金から出ているのです。つまり、「提携だから安心・安い」は、多くの場合、幻想です。紹介料を払ってもなお利益が出る「高い見積もり」を提示されている可能性を疑うべきです。

引っ越しは面倒くさいものです。加えて、引っ越し作業よりも、引っ越し先のことで頭がいっぱいなこともよくわかります。でも、そんなときこそ引っ越しという一大イベントに向けて、今一度頭をしゃきっと働かせる必要があるのです。

誰かに言われたから、不動産会社の担当者がいい人だったから。そんな理由で引っ越し業者を選んでいては、お金がいくらあっても足りませんし、もちろん理想の引っ越し業者に出会うことも難しいでしょう。

自分の目で見積もりを比較して、自分の意志で選ぶことが、引っ越し搾取を防ぐ唯一の手段だと心得ましょう。


納得のいく引っ越し業者を「自分で」見つけ出す方法

ここでは、後悔しない引越し業者の選び方を解説します。 その結論は、シンプルに「一括見積もり」を使い倒すことです。

多くの人は「一括見積もり=一番安い業者を探すもの」だと思っています。しかし、プロの視点から言わせれば、それは半分正解で半分間違いです。

一括見積もりの本当の価値は、安さそのものではなく、その価格が妥当かどうかを判断する物差し(相場観)」を手にいれること」にあります。

引越しの料金は、実は国土交通省が定めた「4つの器」で決まっています。

項目内容店長のチェックポイント
基準運賃距離や時間での基本料100㎞を超えると一気に上がります
割増料金休日・深夜・繁忙期の加算土日祝はこれだけで2~3割増えます
実費作業員の追加や段ボール代自力でやれば削ることができます
附帯サービスエアコンの脱着やピアノなどの特殊荷物紹介料がもっとも乗りやすい項目

これだけ複雑な計算を、一社の言い値だけで判断するのは不可能です。数社を横並びにすることで初めて、「この業者は人件費が安いな」「この業者は附帯サービスが充実しているな」という比較の目が持てるようになります。

引越しを控えた時期は、ただでさえ忙しいものです。そんな時に、一社ずつ電話をして同じ説明を繰り返すのは、時間とエネルギーの無駄でしかありません。

一括見積もりツールを使えば、数分の入力で「あなたの条件」に合わせた各社の回答が揃います。 特定の不動産屋とのしがらみがない、フラットな「第三者の視点」で提示される金額。それこそが、あなたが交渉のテーブルに着くための最強の武器(相場)になります。

また、一括見積もりを利用すると、まずはお部屋や荷物を見せてください、という営業電話もかかってくるでしょう。そのときは、相性や雰囲気の良い業者を2~3社選び、実際に見てもらえば良いのです。

そこで重要なことは「引っ越しで何を大切にするか」をきちんと伝えることです。

値段を重視する人もいれば、丁寧に荷物を新居に運んでほしい人もいるでしょう。また、ピアノなどの特殊な荷物がある、という事情も考慮すべきです。

再三ですが、もっとも避けるべきは、紹介されたからという理由で引っ越し業者を選ぶことです。

[店長のアドバイス] 私は自分の店のお客さんには「不動産屋から渡された提携のパンフレットは、とりあえず一旦カバンにしまってください」と伝えています。

まずはこのツールを使って、自分の引越しの「本当の相場」を把握してください。基準を知るだけで、業者の言いなりになって損をすることを防げます。



自分にとっての「正解の引っ越し業者」を探そう

ここまでいろいろな話をしてきましたが、現役の店長としてこれだけは言わせてください。引越しは、ただ安ければいいというわけではありません。

引越しは、単に荷物を運ぶ作業ではなく、あなたの「新しい生活」を運ぶ大切なイベントです。数千円の差をケチったばかりに、新居の壁を傷つけられたり、大切な家具を壊されたりしては、本末転倒ですよね。

比較サイトを使うと、驚くほど見積もり金額に差が出ることがあります。その差の正体は、主に「サービスの質」と「安心料」です。

  • 大手の強み: 社内研修を受けたプロの作業員、充実した養生資材、万が一の際のしっかりした補償。金額は高めになりますが、「安心を金で買う」なら間違いなくこちらです。
  • 格安業者の強み(地域密着、赤帽など): 広告費や固定費を削っている分、圧倒的に安い。ただし、作業員が少なかったり、補償内容に制限があったりすることもあります。「荷物が少ない」「多少の時間は気にしない」という人には最強の味方です。

どちらが良い・悪いではありません。大切なのは、あなたの荷物の量、新居までの距離、そして「どれだけ安心を求めるか」というニーズに合っているかどうかです。


新生活の「軍資金」を最大化して、最高のスタートを

引越しは、人生の新しい門出です。そのスタートラインで、業界のしがらみや情報の非対称性のせいで「無駄な出費」をしてほしくない。それが、私がこの記事で一番伝えたかったことです。

最後に、今回お話しした「損をしないための鉄則」を振り返りましょう。

  • 不動産屋の紹介が「最善」とは限らない: 紹介料の仕組みを知り、一社に絞らず比較する。
  • 料金の内訳を知る: 距離、時間、時期。自分の引越しに何が影響しているか把握する。
  • 安さだけでなく「納得感」で選ぶ: 大手の安心感か、格安の機動力か。自分のニーズに合う一社を直感で選ぶ。

賢く立ち回って浮かせた5万円、10万円というお金は、決して小さくありません。

そのお金があれば、新居のカーテンを少し良いものに新調したり、新しい職場に着ていくスーツを新調したり、あるいは大切な人と美味しい料理を食べに行ったりすることだってできます。

「なんとなく」で決めて損をするか、プロの知恵を使って「軍資金」を確保するか。

決めるのは、あなた自身です。あなたの新しい生活が、最高の形で始まることを心から応援しています。

店長からのラストアドバイス

「まずは相場を知ること。話はそれからです。不動産屋のパンフレットをカバンにしまったまま、まずはスマホで数分、自分だけの『正解』を探してみてください。」


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